四季の美。和の色彩。
不透明水彩絵具〈ガッシュ〉に日本の伝統色シリーズとして、彩 “いろどり” が登場。
春夏秋冬の豊かな色彩美が、繊細な表現を生みだします。
不透明水彩絵具〈ガッシュ〉に日本の伝統色シリーズとして、彩 “いろどり” が登場。
春夏秋冬の豊かな色彩美が、繊細な表現を生みだします。
G804
朱
Vermilion
Series A
G812
薄珊瑚
Pale Coral
Series A
G821
山吹
Kerria Japonica Yellow
Series A
G823
檸檬
Lemon
Series A
G827
黄土
Light Ochre
Series A
G841
白緑
Pale Patina
Series A
G842
若苗
Seedling
Series A
G861
勿忘草
Myosotis Blue
Series A
G863
露草
Dayflower Blue
Series A
G871
桔梗
Bellflower
Series A
G881
銀鼠
Silver Grey
Series A
G893
銀
Antique Silver
Series C
G803
緋色
Scarlet
Series A
G813
柑子
Orange Yellow
Series A
G822
菜の花
Canola Yellow
Series A
G831
岱赭
Taisha Brown
Series A
G843
若葉
Spring Green
Series A
G845
常盤緑
Evergreen
Series A
G846
青竹
Bamboo Green
Series A
G867
群青
Ultramarine
Series A
G864
浅葱
Oriental Blue
Series A
G873
江戸紫
Edo Violet
Series A
G884
墨
Black
Series A
G885
胡粉
White
Series A
G802
紅
Safflower Red
Series A
G811
黄丹
Orange
Series A
G824
支子
Gardenia Yellow
Series A
G825
黄檗
Amur Cork Yellow
Series A
G826
琥珀
Amber
Series A
G835
桧皮
Bark Brown
Series A
G836
煤竹
Smoked Bamboo
Series A
G844
萌葱
Leek Green
Series A
G848
千歳緑
Pine Tree Green
Series A
G849
鴬
Elm Green
Series A
G866
藍
Indigo
Series A
G892
赤金
Antique Rich Gold
Series C
G801
臙脂
Crimson
Series A
G832
弁柄
Iron Oxide Red
Series A
G833
小豆
Russet Brown
Series A
G834
焦茶
Dark Brown
Series A
G847
緑青
Patina
Series A
G850
海松茶
Russet Green
Series A
G862
新橋
Geisha Blue
Series A
G865
孔雀青
Hummingbird Blue
Series A
G872
牡丹
Peony
Series A
G882
利休鼠
Rikyu Grey
Series A
G883
青墨
Blue Black
Series A
G891
青金
Antique Gold
Series C
A , Cは価格のシリーズ記号です。
無毒な絵具に表示しています。
四季の移ろいの中に、美しさを見出した日本の伝統色。
歴史と歩んできた繊細な色調、自然から生まれた色名。
日本の四季を彷彿させる全48色を揃えています。
さまざまな用途で活躍する不透明水彩絵具〈ガッシュ〉。でんぷん糊を加えると色の伸びが良くなり、木版画などの版画絵具としても利用可能です。色が濃く、彩度もあり、表現の幅を広げます。
絵具を水でゆるめておき、水で薄めた糊を用意します。(糊はあげた時にボトッと落ちる程度の濃度が目安です。)
乾いた版木は絵具が吸い取られるため、霧吹きや濡れたふきんで版木を湿らせます。糊を2〜3滴版木にのせ、運び筆で絵具をのせ、刷毛で糊と絵具とを版木になじませます。
和紙をのせ、バレンで摺ります。この時、クッキングシートなど当て紙を和紙の上に重ねて摺ると和紙が傷みません。
和紙を版木からはがします。多色摺りの場合は、摺り色の数だけ版が必要です。ただし、色が離れている場合は1版に2~3色をのせることができます。
「下地を透かして見せる透明画技法」に向いているのが、透明水彩なのに比べ、不透明水彩〈ガッシュ〉は、「下層を覆い隠す不透明画技法」に用いられ、一般的に「ガッシュ=不透明水彩」と考えられています。
日本画の岩絵具に比べて、チューブ絵具は手軽に使えるのでとても便利です。水で溶いてエアブラシや霧吹きで吹いたり、メディウムで盛り上げても面白いですね。2種ある金も使い分けができてお気に入りです。
1978年千葉県生まれ。2003年武蔵野美術大学造形学部日本画学科卒業。2005年武蔵野美術大学大学院 造形研究科美術専攻日本画コース修了。2007年にNY、2008年ベルリンにてグループ展に参加、同年初個展を経て現在個展を中心に活動中。ふるさと納税木更津市特産品として出品中。
いつものモチーフも和の雰囲気になるように感じられ、日本人が昔から愛でてきた繊細な色を身近に感じることができます。懐かしいような新鮮な感動がありました。
1969年岡山県生まれ。岡山大学大学院修了。一水会 新人賞、山下新太郎奨励賞、会員佳作賞など受賞。日展 日展特選。個展 日本橋三越本店、渋谷東急本店、銀座ギャラリー一枚の繪など。現在、一水会会員、日展会友。
絵具の発色が非常に良く、和紙との相性もとても良かった。木版画の特徴である木目を生かした摺りや多色摺りにも向いていると思います。季節ごとに色があらかじめセレクトされているので、配色を考えるのが苦手な私でもスムーズに行うことができました。
1978年東京生まれ。2002年武蔵野美術大学卒業。2005年ロイヤルカレッジオブアート大学院修了。アメリカ、ヨーロッパ各国での展覧会、レジデンス、ワークショップ多数。現在、多摩美術大学非常勤講師。国際木版画協会日本委員会 副理事長。