絵具、絵画材料のホルベイン

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当社独自の技術で、お困りの問題を解決します

富な顔料資源を保有

400種類を超える豊富な顔料資源を保有

顔料 光の3原色で作る「色」は、RGBの3つの波長があればそれであらゆる「色」を作り出すことができます。しかし実際のモノの色は、そのように単純にはいきません。青い波長を反射すれば青に見える、つまりそのモノは青の色をまとっているということになるのですが、現実世界での色の素である顔料成分は複雑で、RGB波長のようには働いてくれません。
同じ青色を呈する顔料にも有機系、無機系とさまざまなものがあり、求められる用途や、透明性、耐候性などのニーズにより、最適解は変わります。顔料資源の種類は、多ければ多いほど選択肢の幅は大きくなり、より求められる最適解に近づくことができます。
ホルベインでは、カドミウムイエローやコバルトブルーなどの無機系顔料、キナクリドン、DPPなどの高級有機系顔料から、イタリア地方原産の土製顔料、あるいは蛍光顔料、パール顔料なども保持していて、求められるあらゆるニーズに応えることが可能です。

度分散化技術

超高粘度流体に強い高度分散化技術

顔料は、一般に粒子が凝集した状態(二次凝集体)で販売されています。粒子の大きさや形状はその化学組成・構造や生産条件によって決まりますが、顔料によってさまざまで、球状のものや針状のもの、あるいは無定形のものまで、粒子サイズも数10 nm~数μmと千差万別といっていいでしょう。
こうした状態のままでは、顔料が本来持っている着色力や鮮明な発色を発現することはできません。
このさまざまな顔料について、最適バインダーを設計し、これに対する配合設計、分散機器の選定と稼働計画を立て、理想的な混錬を行うことでベストな分散体を提供します。
絵具メーカーとしての長い経験と研究により、さらさらの低粘度流体から、1,000Pa・sを超えるような超高粘度流体まで、幅広い領域の流体に分散化させる技術があります。
特に高粘度流体における分散化技術には、油絵具の研究を通じて得られた優れたノウハウがあり、どのような課題にもお応えできる自信があります。

  • 分散1
  • 分散2

調色・創色技術

高度な調色・創色技術

当社は世界中の顔料メーカーから、多様な顔料を購入して常時在庫し、これらの顔料を用いて、お客様の求める色を創り出してきました。絵具という「美しい色」への要求レベルが極めて高い製品づくりを100年にわたって担ってきた経験から、その優れた調色・創色技術を広く役立てられればと考えています。
当社には経験豊富な調色スタッフが多数在籍しており、小回りを効かした調色対応を可能としています。調色といっても塗料的な単純な色あわせではなく、透明、不透明や、足色、頭色などの違いに至るまで、基底材の性質を十分に考慮したきめ細かい調色を行います。

  • 実験室 実験室
  • 度分布計粒度分布計
  • 測色計測色計
  • キセノンウェザーメーターキセノンウェザーメーター
    (フェードメーター)

ロット生産技術

少ロット多品種生産は得意技

私たちは、量産型の絵具メーカーと異なり、非常に多くの色数をこまめに作っていますので、特に小ロット多品種生産が得意です。
ほぼ手作りといえる実験室やサンプルレベルの1L程度から、1,000L程度までの生産を得意としています。
少ロット多品種生産でも品質に関しては厳密に管理しており、ロットによる製品差については特に厳しくチェックしています。そうでなければ絵具メーカーとして高い評価を得続けることはできません。

大型よりもかなり小さな生産ロールを使用しますので小ロットの生産が可能です。

能性バインダー技術

機能性バインダーコントロール技術

バインダー技術

さまざまな顔料は「色」の生命です。しかしその顔料の持つ持ち味や発色の美しさを引き出すには、どのようにバインダーをコントロールするかが極めて重要となります。
顔料を包み込み、透明性や不透明性、水性や油性といった性質を与え、あるいはアクリル樹脂ポリマーにくるまって水性を呈しながら、乾くと強固な耐水性に変身するといった、思い通りの着色剤に作り上げるには、優れたバインダーのコントロール技術がなければなりません。
ここでも、当社の長年の研究開発が蓄積した多くのノウハウが生きているのです。バインダーでお困りでしたら、ぜひ当社にご相談ください。きっとお役に立てるはずです。

 
 

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