第38回 ホルベイン・スカラシップ奨学生が決定しました!
第38回 ホルベイン・スカラシップ
スカラシップ実行委員会はこの度、厳正な審査の結果、296名の応募者より第38回スカラシップ奨学生として新たな7名を選出いたしました。
たくさんのご応募を頂きまして誠に有難うございます。
ホルベイン・スカラシップ実行委員会は、下記 7名を第38回の奨学生として認定いたします。(敬称略)
審査員講評
岩瀬 幸子( nca | nichido contemporary art ディレクター)
今年は昨年に比べて応募者が増え、さらに多様なコンセプトにクオリティーの高い作品が多く、候補者を選出するのは極めて難しい作業でした。
ほとんど差のない中でも、特に技法、素材の選択や使用方法が独特で興味深く、各々の関心に沿って表現領域を拡大し意欲的に制作を続けるアーティストを精選しました。本スカラシップによってさらなる作品展開を期待します。
将来を見据えたホルベインの素晴らしい活動に参加できたことを大変光栄に思います。
興梠 優護(画家/第24回ホルベイン・スカラシップ奨学生)
昨年度に増して応募者のレベルが高く、審査はかなり難しいものでした。
個人的には2次審査において提出された作品をベースに、1次で提出されたポートフォリオとの関連や、コンセプト、技法、素材など、両者の結びつきについて読み取っていくような過程を辿り、審査を行いました。結果的に、こちらの想像を掻き立てるような広がりを期待させる作品とポートフォリオを提出した作家が選出されたように思います。
今後ホルベイン画材を使ってどのような世界が生まれていくのか、期待しています。
森 啓輔(千葉市美術館 学芸員)
今回の審査では近年の奨学生によるスカラシップ展の開催など、支援の継続性と充実さを強く実感し臨ませていただきました。
特に2次審査ではホルベイン画材製品を使用した表現の可能性について、応募いただいたポートフォリオと作品を何度も照らし合わせ、審査員の方々との議論を深めていく時間となりました。
本奨学制度はウェブサイトでの情報発信にも力を入れています。魅力を感じられた方は自身の作品を信じてこれからも応募を検討していただけたらと思います。
ホルベイン・スカラシップについて
ホルベイン・スカラシップ奨学制度は、優れた芸術作品の創造と美術界の発展を願い、国内で活動する作家を支援するためのCSR活動として発足いたしました。当奨学制度では、作品の形態を問わず色材(油彩・アクリル他)を必要としている作家に対して、ホルベインの取り扱う多様な材料・用具を提供することでその活動を支援いたします。


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